
歯科治療で良い結果や良い成績を出すには使用する器材がとても重要です。
特に歯内療法ではそれが顕著に表れると言っても良いでしょう。複雑な根管系を根管充填に適した形に形成するのは至難の業であり。
今までは手指の感覚に頼ったリーミングやファイリングが行われていましたが、その技術を習得するのにはとても時間がかかります。
Ni-Tiファイルが登場してからは安定して規格性を持った根管形成が行えるようになってきました。
現在、私が私用しているNi-Tiファイルは
Dentsply社から発売されているボルテックスブルーを使用しています。
とにかく折れにくく、湾曲根管でも追従性が高いのでお気に入りのNi-Tiファイルです。
ただ、いかんせん1本あたりのコストが高いのが唯一の不満ではあります。
「このコストなんとかならないかなあ~」といつも思っているのですが良いものは高いですね!
なのでプロテーパーのハンドファイルとウェーブワンゴールドと適材適所使い分けています。
また、Ni-Tiファイルについては改めて使用感など書いていきたいと思います。